マスタリング済みの音源をマスタリング前に戻すフリーVSTプラグインReLife!歌ってみたに最適!
ブロマガから移行した記事です。
歌ってみたのMIXをするというときマスタリング済みのものとマスタリング前の2mixがあればもちろんマスタリング前の2mix音源を使いますが、音圧が高いマスタリング済みの音源しか配布していないということもしばしばあります。
EQでボーカルがうまく入るようにしたけど楽曲自体の音圧が高いから声が浮いてしまうし、オケに負けないようボーカルにかなりキツめのコンプレッサーをかけなくてはいけません。
なんとかして音圧を下げてボーカルが入る空間を作ってあげたい!!!
でも…音圧を下げるって無理じゃね?
と思っていた時期がありました。
出来るんですよね。
ReLifeっていうVSTプラグインで。
ダウンロードはここから。
では音圧の高いその音源にインサートしてみましょう。
すごくシンプルです。重要なのは1、2、3と書かれた数字。
音のダイナミクスをより取り戻してくれるのは3です。つまり効き目が弱いのが1。強いのが3です。ただどれが最適かというのは、実際にこのプラグインをインサートして耳で確認しましょう。
ではどれほどの効果があるのか。このプラグインをインサートした状態で書き出してみました。
え?ただ音量下がっただけ?
そんなことないないないない!
元の音源を-2dbしたものがこれです。
元の音源は音が潰れてしまっていますが、ReLifeを使ったものは音が潰れているわけではありませんよね。
先ほどの音源はReLifeの設定を”1”としていましたが次は”3”で書き出してみましょう。
見た目ではっきりと分かるぐらい音のダイナミクスが取り戻されていますね。これだとボーカルもうまくミキシングできるでしょう!
実はこのプラグイン。音圧を下げるということだけでなく録音時にクリップしてしまった音声ファイルも修復することが出来ます。
また、手持ちの楽曲で音圧が高くて聴いてて疲れる!なんてものがあったらこのプラグインを使って音圧を下げるというのも良いかもしれません。