フリーVSTプラグインReaFirで録音した音源のノイズを除去する方法!

ブロマガから移行した記事です。

 

突然ですがこちらをご覧ください。


何も鳴っていないのにノイズがあるではないか!サーというノイズですね。低周波ノイズ、ホワイトノイズ、ピンクノイズと呼ばれるものですね。
コンプレッサーをかけるとノイズも大きくなるため非常に気になります。しかも歌ってるとこにもノイズが入っちゃってる!!!!!これ…なんとかならないものか。



なります

 





ReaPlugsというプラグインをダウンロードしてお使いのプラグインのフォルダに入れてください。これはREAPER付属プラグインのためREAPERを使用している方は付属のものをお使いください。32bit、64bitとありますがDAWに合わせてください。

今回のノイズ除去に使用するのはReaFirです。ReaEQとかReaXcompも優秀なのでそれもインストールしていいですがとりあえずReaFirだけ。



ではノイズがある音声のトラックにReaFirをインサートしましょう。
ノイズ除去に使うのはSubtractというモードです。



次にAutomatically build noise profileにチェックを入れます。



ここまで大丈夫ですか?



この状態でノイズが鳴っている部分のみを再生してください。

するとこのようにノイズをプロファイルしました。
先ほどのチェックを外して再生してみてください。ノイズが取れているはずです。
簡単ですね。



しかし注意する点がFFT Sizeというものです。
デフォルトでは4096となっています。これが標準的な数値なのですが、この数値だと少し高音域が削れてしまいます。これより数値を上げると音の解像度は保たれますが、高音域がより削れます。これよりも数値を下げると高音域の減衰はあまりありませんが、音の解像度が低くなります。

若干音の解像度が低くなって良いけど高音域の減衰は防ぎたい!という場合は、
ノイズをプロファイルした後にFFT Sizeの数値を2048にしましょう。

どうあがいても音は悪くなるのでノイズ除去をするくらいならノイズが入らない録音環境があると良いですね。
ノイズにはお気をつけてください。